遺された人の悩みの1つでもある遺品整理。ポイントを紹介
2023.7.21
物が多い人の遺品整理は
遺品整理では、引っ越しや大掃除と同じように、仕分けや処分、清掃などを行います。しかし、引っ越しや大掃除と大きく違うのは、持ち主がいなくなっていることです。
加えて、大切な人を亡くした悲しみや寂しさを抱えた遺族にとっては、心の整理がつかないまま行わなければならないことも少なくありません。さらに、遺品である物が多いときには、何から整理すれば良いのかわからないということもあります。
しかし、とにかく片付けなければならないからといって、仕分けすることなく処分したり、すべてを段ボールに詰め込んだりしてしまうのは好ましくありません。
では、どのように遺品整理をすれば良いのでしょうか。
今回は、物が多くて困ってしまうときの遺品整理について、ポイントを紹介します。
仕分けのポイント
物が多いときの遺品整理のポイントは
・必要書類や貴重品を先に探す
・奥にしまわれている荷物はすべて取り出す
です。
それぞれ、具体的にどのように進めれば良いのか解説していきましょう。
必要書類や貴重品
人が亡くなると、家族の感情とは別にさまざまな書類が必要になります。遺品整理を行うときには、まず必要な書類を整理する物から仕分けましょう。
加えて、相続などの手続きが必要になる貴重品や貴金属なども仕分けしてしまうと、手続きをスムーズに行えます。
多くの場合で必要になる書類や貴重品は
・印鑑
・健康保険証、運転免許証などの身分証明書
・通帳やキャッシュカード
・年金や保険の証書や書類
・不動産や証券、金融資産などの権利関係書類
・貴金属など資産価値のあるもの
・公共料金の請求書や領収書
などです。
ほかにも、借入金に関する書類や、さまざまな契約書、公正証書などがあれば、必要書類として仕分けしましょう。
これらを最初に仕分けしておくと、必要なときに焦って探さずに済んだり、トラブルを避けられたりします。
すべて出してしまう
物が多いと、必要書類や貴重品がなかなか見つからないこともあります。
タンスや収納などに物が多く、荷物が詰め込まれている場合では、まずすべて出してしまうと、効率が良いです。
あちこちの収納を探すのではなく、すべて物を出してから片付けると、探している物が見つかりやすいです。また、自分だったらどこにしまうかを想像しながら探すと良いでしょう。
また、本棚では大切な書類が本と本の隙間に挟まっていることもあります。
1ページずつ確認していくことは難しいかもしれませんが、一度本棚の本をすべて出すと、探している物が見つかりやすいです。
家具や家電は
遺品整理で困ることが多い物のなかに、家具や家電があります。
故人と同居しているときには困りませんが、離れて暮らしているときには、家族が引き取ったとしても、使い道がないということが多いです。また、保管には場所が必要になります。
家具や家電は
・遺族が引き取る
・リサイクルに出す
・処分する
にそれぞれ仕分けしましょう。
必要な物と不要な物に仕分け
どのような物であっても、故人が使っていた物だからとついついすべてを残したくなるものです。しかし、物が多いときには、必要な物と不要な物に仕分けることが大切です。
家具や家電では
・引き取って使う物であるか
・リサイクル品として価値があるか
などを冷静に判断しましょう。
故人との思い出があれば、不要だからといって処分することは難しいかもしれません。しかし、不要な物までも引き取ってしまっては、処理や保管に困る可能性があります。
また、気持ちの整理がつかず、冷静に判断できないときには、慌てて仕分けしないことも大切です。
処分はルールに従わなければならない
遺品であっても、自分で処分するときには、自治体のルールに従って処分しなければなりません。
大きな家具や家電であっても、指定の回収場所まで運んだり、指定日時まで保管したりしなければならないのです。また、家電の種類によってはリサイクル料がかかる場合もあります。
遺品整理業者に依頼するという選択肢
遺された人だけでは、遺品整理ができないときには、遺品整理業者に依頼するという選択肢があります。
遺品整理には、精神的にも肉体的にも多くのエネルギーを必要とします。加えて、遺品整理の物が多いと、時間も必要になります。
一人の人が亡くなることで誰にも何の影響もないということはあり得ません。
遺品整理は、手続きが必要な物を除いて、亡くなってからいつまでに行わなければならないということはありません。
しかし、故人が暮らしていた住まいを退去しなければならない場合などでは、退去日が決められ、故人を想う気持ちとは関係なく、遺品整理をしなければならないこともあります。
遺品整理業者では物が多い場合でも、故人を悼む気持ちと、遺族の悲しみや寂しさに寄り添いながら、1つずつ丁寧に遺品整理を行います。
処分や保管の方法がわからない遺品では、どのようにすれば良いかアドバイスも貰えます。また、遺品整理が終わったあとの清掃を依頼できる業者もあります。
大切な気持ちまで処分しない
遺品整理をしていて物が多いと、何を残し、どのように処分すれば良いのか、わからなくなってしまうことがあります。
特に、遺品整理を完了しなければならない日が迫っている場合や、十分に時間をかけて思い出と向き合えないときには、気持ちが焦ってしまうものです。
そのようなときは、遺品整理から一度離れるようにしましょう。
物が多い遺品整理では、すべての思い出の品を残すわけにはいかない場合があります。故人を想う気持ちとは裏腹に、やむを得ず処分しなければならないときもあるでしょう。
特に物が多い遺品整理では、処分する物も多くなります。しかし、忘れてはならないのは、故人との思い出など大切な気持ちまで処分する必要はまったくないということです。
まとめ
遺品整理でなくても、物が多いと片付けが大変です。そのうえ遺品整理となると、持ち主がいないため、さらにエネルギーを必要とします。
遺品整理の物が多いときには、まず必要書類や貴重品を探し出し、大きな家具や家電などを含めて必要な物と不要な物に仕分けしましょう。そのようにすると、遺品整理を進めやすくなります。
しかし、遺族だけでは遺品整理ができない場合や、十分な時間を取れないときも少なくありません。
そのようなときは、遺品整理のプロである遺品整理業者に依頼してみてはいかがでしょうか。
故人と遺族の気持ちに寄り添い、必要なアドバイスを貰えるため、物が多い遺品整理でもスムーズに進められます。
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