似ているようで違う引っ越しと遺品整理。知っておきたいことを紹介
2023.5.26
遺品整理業者は引っ越し業者と同じ?
遺品整理業と引っ越し業者は、荷物を整理して運び出し、それぞれの場所に運搬するという作業が同じであるため、よく同じような業種ではないかと思われがちです。
しかし、遺品整理と引っ越し業者ではまったく違う点があります。それは荷物の持ち主がいるか、持ち主によって整理されたものであるかという点です。
今回は、遺品整理業者と引っ越し業者がどのように違うのかについて、わかりやすく説明します。また遺品整理をするときに知っておきたいことについてもまとめて紹介します。
遺品整理に慣れているという人はほとんどいません。故人を亡くした寂しさや悲しさを抱えながら行う荷物の整理について、知っておきたいこととはどのようなものなのでしょうか。
引っ越しと似ているようで違う遺品整理は
引っ越しの荷物には、持ち主がいます。持ち主によって整理されたり、処分が決められた荷物を業者が運び出したりして、指定された場所に運搬するのです。
しかし、遺品整理には持ち主がいません。必要な手続きが終わったあと、遺された人が荷物を整理するのが遺品整理です。場合によっては、故人が住んでいた場所の退去の期限が決まっており、気持ちを整理する暇もなく、荷物を動かさなければならないときもあります。
共通点もある
引っ越しと遺品整理は、似ているようでまったく違います。
ただし、荷物を整理するという意味では同じ作業でもあり、共通点もあります。そのため、効率の良い
引っ越し作業は、遺品整理を行うときにも役立つのです。
ここからは、遺品整理と引っ越しの共通点と、遺品整理に役立つ知識を紹介します。
仕分け
引っ越しの経験があれば、まず新しい住まいに持っていくものと処分するものの仕分けをしたことがある人も多いでしょう。また、新しい住まいには持っていかないものの、処分するのではなく買取に出した経験がある人もいるのではないでしょうか。
仕分け作業は、遺品整理でも大切な作業です。
故人が使っていたものの中で、形見分けをするもの、手続きに必要なもの、不用品として処分するもの、処分するのではなく買取に出すものなど、荷物の仕分けが必要です。
梱包
引っ越しのときにも仕分けした荷物を箱詰めしたり、傷つかないよう梱包したりします。これは遺品整理でも同じです。遺品整理であっても、作業をしている途中で、壊れたり傷ついたりしないようにし、運び出しやすいように梱包しなければなりません。
不用品処分
引っ越しでは、新しい住まいに合わせて家電などを買い、古くなったものを処分するという人もいます。
まだ使えるものは処分するのではなく、買取に出すという人も多いでしょう。使わないものを処分や買取に出す作業は、遺品整理でも行われます。
持ち主がいないからこそ
引っ越しと違って、遺品整理には持ち主がいません。そのため、故人がどのように使っていたか、大切にしていた品なのかなどを考えたうえで、整理しなければなりません。また財産として価値のあるものには、相続税が発生し、手続きが必要になる場合もあります。
一見して価値のないものに思えても、遺族にとっては思い出の品であり、ほかには替えられない大切なものである場合もあります。
遺品整理では、持ち主がいないからこそ、整理する荷物を大切に扱うのです。
ポイント
遺品整理には、いくつかのポイントがあります。
まず、人が亡くなるとさまざまな手続きが必要になります。手続きに必要な書類探しを優先させることがポイントの一つです。
気持ちが動揺していたり、慣れないことが続くため、忘れそうになったりするときは、必要なものをリストアップしておくと良いでしょう。
思い出は後回しでもOK
故人が住んでいた場所の退去など、遺品整理に期限が設けられている場合には、すべての荷物を運び出さなければならず、気持ちが焦ってしまうこともあるでしょう。本当は残しておきたいものまで慌てて処分してしまう場合があります。
気持ちの整理がついていないときや、写真など思い出がありじっくり考えたい品物については、整理を後回しにしても良いと考えましょう。
法要などで親族が集まったときなどに、思い出を見返して、遺品整理について話し合うという方法もあります。
また写真や動画は、データ化するという手段もあります。もう二度と手に入らない思い出は慌てて処分せず、後回しにしても大丈夫と思うことで、気持ちに余裕が生まれます。
生前のコミュニケーション
故人を亡くしてから、どこに何があるのかわからないという人は少なくありません。またデジタル化されたデータのパスワードがわからない場合も多くあります。
特に離れて暮らしていて、普段からあまりコミュニケーションを取っていなかった場合には、困ることも多いでしょう。
そのため、生前のコミュニケーションを密にしておくことは大きなポイントです。真剣な話を積み重ねるだけではなく、何気ない会話を普段から重ねておくと、大切な人を失ったときの戸惑いが少なくなります。また遺品整理に故人の意思も反映しやすくなります。
余裕がないときは
引っ越しの場合は、これから始まる新しい生活に不安はあっても期待が大きいということがほとんどでしょう。
しかし、遺品整理は、故人を亡くした悲しみのなかで行わなければなりません。また気持ちが混乱したまま整理しなければならない場合もあるでしょう。
遺品整理は、亡くした人が大切であればあるほど、体力的にも精神的にも辛いものです。また十分な時間を取れない場合もあります。
そのようなときは、遺品整理業者に整理を依頼するという方法もあります。
遺品整理業者は、故人と遺族の想いに寄り添って、荷物の整理を行うため、安心して遺品整理を任せられます。
まとめ
今回は、遺品整理と引っ越しの違いや、遺品整理を行うときに知っておきたいことを紹介しました。
遺品整理と引っ越しは、荷物を整理するという意味では共通点があります。
また仕分けや梱包など、似ている作業もあります。しかし、遺品整理と引っ越しでは、持ち主がいるかいないかという点が大きく異なります。遺品整理では気持ちに整理がついていないまま、作業をしなければならない場合も多いでしょう。
戸惑うことも多い遺品整理。慣れている人はほとんどいないでしょう。そのようなときは遺品整理業者に依頼するという方法もあります。時間や体力、気持ちに余裕がないときには、遺品整理業者に作業を依頼してみてはいかがでしょうか。
大切なお品物の高価買取・高額査定なら大阪府大阪市のレガシープランニング
- 会社名
- 株式会社レガシープランニング
- 住所
- 〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1-2-2-B1F 36-1
大阪駅前第2ビル
- TEL
- 06-6476-8645
- FAX
- 06-6476-8645
- 営業時間
- 10:00 〜 20:00
- 定休日
- 不定休
Legacy Planning
丁寧かつ素早いリサイクル回収を
大阪で行っております
まずはお気軽に
お問い合わせください
COMPANY 会社情報
株式会社LEGACY PLANNING
- 電話番号
- 06-6476-8645
- FAX
- 06-6476-8645
- 住所
- 〒530-0001
大阪府大阪市北区梅田1-2-2-B1F 36-1
大阪駅前第2ビル
- 営業時間
- 10:00 〜 20:00 ※ご連絡いただければ、時間外のご相談・ご来店可能となっております。
- 定休日
- 不定休