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慣れている人はいない。遺品整理を行うときに知っておきたいこと

2023.5.19

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遺品整理と形見分け

家族など、大切な人を亡くしたときに、遺品整理を経験したことがある人もいるでしょう。

しかし、遺品整理に慣れているという人は少なく、またそれぞれの立場やそのときの状況によって故人に対する感情も異なるため、遺品整理の方法を一概に決めることは難しいものがあります。

遺品整理とは、故人が使っていた物や思い出が残った物を整理することをいいます。整理する物は、思い出の品だけではなく、家具や衣類、また通帳などの財産と種類が多く、残す物と処分する物に整理を行います。

同じような意味を持つ言葉に形見分けがあります。しかし、形見分けは、故人が大切にしていた物を故人と親交のあった人に分けることを指します。

今回は遺品整理を行うときに知っておきたいことについて、わかりやすく紹介します。処分してしまったあとでは遅いからこそ、遺品整理とはどのようなことであるかを知っておきましょう。

遺品整理はいつ行うべき?

遺品整理は、行わなければならない明確な時期が決められているわけではありません。残された人の心の整理がついた段階で、家族で話し合って決めても良いでしょう。

しかし、故人が住んでいた賃貸物件を退去しなければならない期日があったり、財産分与の手続きに入らなければならなかったりする場合には、亡くなってから遺品整理を行うまでの期間が決められている場合もあります。

形見分けは、亡くなってから四十九日を目安に、法要など親族や親交のあった人が集まるタイミングで行うことが多いです。

遺品整理には、精神的にも肉体的にも思っているより多くの負担がかかるため、焦らずに行うようにしましょう。

注意したいこと

遺品整理とは、とりあえずすべてを整理すれば良いというものではありません。

遺品整理を行うときには、注意したい点があるのです。とりあえず整理してしまって、見つけられない状況になってしまわないようにしましょう。

特に注意しなければならない物について、ここで紹介したいと思います。

法的効力のある文書

まず、遺品整理とは、故人の遺志が最大限尊重されることが望ましいものです。

そのため、遺品整理を行う前には、故人が遺言書やエンディングノートなどで、遺品に対して明確な遺志を示していないかを確認しましょう。

遺言書がある場合には、遺族の意思に関係なく、法的効力があるため、内容に従って遺品整理を行う必要があります。

遺言書やエンディングノート以外にも、公正証書などの法的効力を持つ書類が残されていないかを確認してから、遺品整理を行うように注意しましょう。

相続の対象となるもの

現金や証券などの誰が見てもわかりやすい相続の対象であれば、勝手に処分する人はまずいません。しかし、相続の対象とは、現金や証券だけではありません。

一見して単に古い物にしか思えない物も財産として価値がある物が含まれる場合があります。そのため、相続の対象として考えられる物の処分には十分な注意が必要です。

アクセサリーや絵画、骨董品などは、財産として価値がある物として、場合によっては相続税を支払う必要があります。

そのため、勝手に処分したり、形見分けしたりしてしまうと、財産を相続する権利がある人の間で不平等やトラブルが起きる可能性があります。

現在の価値が明確にわからない物については、専門家の鑑定を待ち、必要な場合には、税理士や弁護士に対応してもらうとトラブルを避けられます。

遺品整理業者に依頼するという選択

遺品整理とは、どのようなものであるかを解説してきましたが、自分で遺品整理を行う自信がないという人もいるのではないでしょうか。

・遺品整理のために十分に時間が取れない
・遺品整理を行う精神的または体力的余裕がない
という人は少なくありません。

また、故人が元気なときには、問題なく遺品整理を行えると思っていても、いざ存在を失くしてみると、気持ちの整理が付かず、遺品整理に取りかかることができないという人も多くいます。

そのようなときには、遺品整理業者に依頼するという選択肢があります。

遺品整理業者とは、不用品回収業者とは違い、それぞれの想いに寄り添いながら、遺品を残す物と処分する物に整理してくれます。なかには、清掃を依頼できる業者もあります。

またどのように処分すれば良いのかわからない場合にも、相談に乗ってアドバイスを貰えるときがあります。

感情まで処分する必要はない

特に住んでいた賃貸物件の退去期日がある場合などに行う遺品整理では、感情の整理がつかないまま遺品整理をしなければならない場合もあります。また離れて暮らしていて、遺品整理のために十分に時間が取れない場合も多くあるでしょう。

本来であれば、遺品一つ一つを手に取って、思い出を語り合いたいと思うかもしれません。しかし、一つ一つの思い出を語り合う時間がない場合でも遺品整理業者は、故人と遺族の気持ちに寄り添って作業を進めてくれます。

遺品整理とは、確かに故人が使っていた物を整理する作業です。しかし、故人に対する想いや、悲しみ寂しさといった感情まで処分する作業ではないのです。

後悔しないために

大切な人を失ったときにどこに何があるのかわからず、手続きに必要な書類が見当たらないという場合も多くあります。

また最近では、必要な書類や情報をデータ化して保管している人も多く、パスワードがわからず、データを見られない場合もあります。

このような事態にならないためには、必要なときに必要な情報を得られるよう、生前のコミュニケーションが大切です。

離れて暮らしていたり、関係がうまくいっていなかったりする場合には、亡くなってからもっと話しておけば遺品整理で困らなかったのに……と思う人も多くいます。

また故人にとっても、気がかりを残したままになってしまいます。お互いが後悔しないために、日頃の交流を大切にしましょう。

まとめ

遺品整理とは、慣れている人が多くない作業です。しかし、手続きや期日が設けられる場合もあり、また気持ちの整理がつかないまま行わなければならないときもあります。

まずは、手続きや期日があるものを優先的に整理すると、気持ちの焦りも減らすことができます。
体力的や精神的にも難しいときには、遺品整理業者に依頼するという選択肢があります。プライベートなゾーンを明確にすることで、必要な整理だけを遺品整理業者に依頼することもできます。

時間が足りないときや気持ちが辛いときには故人のためにも、遺品整理業者に依頼をしてみてはいかがでしょうか。

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